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文檔簡介
哈爾的移動城堡+龍貓日文臺詞哈爾的移動城堡+龍貓日文臺詞哈爾的移動城堡+龍貓日文臺詞xxx公司哈爾的移動城堡+龍貓日文臺詞文件編號:文件日期:修訂次數:第1.0次更改批準審核制定方案設計,管理制度哈爾的移動城堡(コンコン)年配の店員ソフィーさん、お店閉めました。ソフィーさんも行けばいいのに。ソフィーこれ仕上げちゃう。楽しんできて。年配の店員:じゃ、行ってきますね。行くわよ。店員:あっ、待って。店員:これおかしくなーい店員:ねえ見て、ハウルの城が來てる!店員:えっ、ハウル!店員:どこどこ!店員:ほら、あんなに近くに!年配の店員:やぁねえ。店員:ハウル、街に來てるのかしら。店員:……逃げちゃった。店員:隠れただけでしょ、軍隊がいっぱい來てるから。店員:聞いた隣町のマーサって子、ハウルに心臓取られちゃったんだってね!店員:怖いねー。店員:大丈夫、あんたは狙われないから!一同:あははは、あはははは!年配の店員はやくして!一同あはははは……(街に出て行くソフィー)ソフィーはっ!兵隊1しかな子ネズミちゃん。ソフィーいえあの、ご心配なく。兵隊1ではお茶などいかがでしょう。お付き合い愿えますかソフィー結構です、用事がありますので。兵2んとに子ネズミちゃんだぜ。兵1ねぇ、君いくつこの街の子ソフィー通してください!兵1ほぉら、お前の髭面のせいだぞ!兵2怒ったとこも可愛いじゃないか。ハウルやぁ、ごめんごめん。探したよ。兵隊1なんだお前は!ハウルこの子の連れさ。君たち、ちょっと散歩してきてくれないか。兵隊あっ、えっおっあれっ、おい、お……ハウル許してあげなさい、気はいい連中です。どちらへ私が送って差し上げましょう。ソフィーいえ、チェザーリの店へ行くだけですから。ハウル知らん顏して。追われてるんだ。歩いて。ハウルごめん、巻き込んじゃったな。ソフィーあっ!ハウルこっち!……このまま!ソフィーああっ!ハウル足を出して、歩き続けて。ソフィーあっ、ああっ……ハウルそう、怖がらないで。上手だ。ハウル仆は奴らを引き付ける。あなたはちょっと待ってから出なさい。ソフィーはい。ハウルいい子だ。ソフィーあっ……!レティーはい、ありがとう。客レティーっていうチョコはないのかい客俺もそっちが欲しいな。客レティー、散歩に行かないかレティー……お姉ちゃんが!客レティー、早く戻ってきてくれよ!レティーお姉ちゃん!ソフィーレティー……。レティーどうしたの!ベランダに降りてきたって、天使にでもなっちゃったの!ソフィーあたし……、夢見てるみたいなの。店長レティー、オフィスを使いなよ。レティーでも、仕事中ですから。ありがとう!店長いーや。レティーえーっ、それ魔法使いじゃないのソフィーとってもいいひとだった……。私を助けてくれたの。レティーそれでお姉ちゃん心を取られちゃったってわけその魔法使いがハウルだったら、お姉ちゃん心臓を食べられちゃってるよ!ソフィー大丈夫よ。ハウルは美人しか狙わないもの。レティーまたそんな。あのねぇ、世の中物騒になってるんだから!荒地の魔女までうろついてるって言うよ。お姉ちゃんソフィー……んレティーもう!お菓子職人レティー、マドレーヌがあがったよ。レティーはーい、ちょっと待ってねー。お菓子職人いいよ。ソフィーあたし、帰るね。レティーの元気な顏見たら安心したから。仕入業者やあレティー。レティーごくろうさまー。……ねえお姉ちゃん。ほんとに一生あのお店にいるつもりなのソフィーお父さんが大事にしてたお店だし……、あたし長女だから。レティー違うの!帽子屋に本當になりたいのかってこと!ソフィーそりゃあ……仕入業者レティー、またね。レティー今度お店に來てね。仕入業者ああ。ソフィーあたし行くね。レティーお姉ちゃん。自分のことは自分で決めなきゃダメよ!ソフィーうん。(店に帰ってくる)ソフィー……あの、お店はおしまいなんです。すみません、鍵をかけたつもりだったんですが……荒地の魔女安っぽい店……安っぽい帽子。あなたも十分、安っぽいわねえ。ソフィー……ここはしがない下町の帽子屋です!どうぞ、お引き取り下さい!荒地の魔女荒地の魔女に張り合おうなんて、いい度胸ね。ソフィー荒地の魔女……あっ!荒地の魔女その呪いは人には話せないからね。ハウルによろしくね、フフフフ……ソフィー…………んん……あっ!あっ、あ…………ほんとに私なの!落ち著かなきゃ……んん、ああ~…………ああっ!落ち著かなきゃ~……慌てるとロクなことはないよ、ソフィー。ああ……なんでもない、なんでもない……落ち著かなきゃ……あああ落ち著かなきゃ……ううう……(ガチャッ)ソフィーの母ただいま~!店員奧様!店員お帰りなさい!ソフィーの母どう、これ!キングズベリーで流行りはじめたのよ!店員わぁ、きれい!店員お似合いですよ。ソフィーの母これ絕対いけると思わないソフィー、ソフィー……あら店員奧様、ソフィーさんは今日は下りてきていません。ソフィーの母まぁ、どうしたのかしら。ソフィーの母ソフィー、ソフィー。(トントン)ソフィーの母ソフィー。ソフィー開けないで、ひどい風邪なの。移っちゃ大変よ。ソフィーの母すごい聲ね。90歳のおばあさんみたい。ソフィー今日は一日寢てるわ。ソフィーの母そぅおじゃあね。ソフィーよいしょっと……大丈夫よおばあちゃん、あなた元気そうだし、服も前より似合ってるわ。階下の店員(あははは、うふふふ……)ソフィーでもここには居られないわね。ソフィーあいた!年寄りって大変ね。(食料を持って裏口から出て行く)街の若者おばあちゃん、手を貸そうかソフィー親切だけは頂くよ、ありがとさん。藁運びの御者構わねえけど、ばあちゃんどこ行くのソフィーあんたの行くとこの、その先だよ。藁運びの御者やめときなよばあちゃん、この先には魔法使いしかうろついてないぜ!ソフィーありがとよー!御者の家族これから中折れ谷へ行くの藁運びの御者末の妹がいるんだって。ソフィーまだいくらも來てないね。歯だけは前のまんまで良かったよ。ん杖に良さそうだ。よっ……あいたたっ。ちょっと太いかしらね。ん……うんん……!ふう、ふう……頑固な枝ねえ……。ソフィーばあちゃんを甘く見ないで!うんん……!ソフィーかかしか。また魔女の手下かと思ったよ。でもおまえ、なんで一人で立ってるの頭がカブね。あたし、小さい時からカブは嫌いなの。逆さになってるよりましでしょ。元気でね。ソフィーうぅ、寒い……。まだ街があんなとこにある。……んんついてくるんじゃないよ!恩返しなんかしなくていいから!あんたも魔法のなんかだろ、魔女とか呪いとかもうたくさん!どこでも好きなとこに立ってなさい!ソフィーはあ、はあ……これはぴったりの杖だね。ありがとさん。今夜泊まるうちも連れてきてくれると、いいんだけどねえ。……年を取ると悪知恵がつくみたい。ソフィー大きな軍艦。あぁ、年寄りがこんなに體が動かないなんて思わなかった。……煙の匂いだ。山小屋でもあるのかねふう、ふう……ソフィーカブ頭、あれハウルの城じゃない!あんた、うちを連れてこいって、まさか……!ソフィーまあ、これ。これでお城なのソフィーそこが入口なのちょっと待ちなさいよ、はあっ、はあっ……これ、ちょっと!乗せるの乗せないの、どっちかにして……うわあっ!肩掛けが……!ソフィーカブ、中はあったかそうだからとにかく入らせてもらうわ。ありがと!いくらハウルでもこんなおばあちゃんの心臓は食べないでしょ。今度こそさよなら。あんたはカブだけどいいカブだったよ!幸せにね!ソフィーはぁ……。あいててて……よいしょ。なんだろねえ、ただのボロ屋にしか見えないけど……ま、年を取っていいことは、驚かなくなることね。カルシファー……こんがらがった呪いだね。ソフィーんん!カルシファーその呪いは、簡単には解けないよ。ソフィー火が喋った!カルシファーおまけに人には喋れなくしてあるね。ソフィーあんたがハウルカルシファー違うね。おいらは火の悪魔カルシファー!……っていうんだ。ソフィーならカルシファー、あんたあたしに掛けられた呪いを解けるのカルシファー簡単さ、おいらをここに縛り付けている呪いを解いてくれれば、すぐあんたの呪いも解いてやるよ。ソフィー悪魔と取引をするってわけね。あんたそれ約束できるのカルシファー悪魔は約束はしないさ。ソフィー……他を當たるのね。カルシファーおいら、可哀想な悪魔なんだ。契約に縛られて、ここでハウルにこき使われてるんだ!この城だって、おいらが動かしてるんだぜ!ソフィーそぅ……大変なのねぇ……カルシファーハウルと、おいらの契約の秘密を見破ってくたら呪いは解けるんだ。そしたら、あんたの呪いも解いてやるよ!ソフィー分かったわ……取引ね……んん……カルシファー……ばあちゃん。ばあちゃん!ソフィーグガガガ……カルシファー……大丈夫かなあ。(ドンドンドンドン!)ソフィーうん……んん………………ぐがー、ぐがーマルクルあれっ、誰だろうカルシファー港町ー!マルクルいつ入ったのかなあ。……待たれよ。マルクルこれは町長殿。町長日はすっかり升りましたぞ。ジェンキンス殿はご在宅か。マルクル師匠は留守じゃ。わしが代わりに承りましょうぞ。町長國王陛下からの招請狀です。いよいよ戦爭ですぞ。魔法使いも呪い(まじない)師も魔女ですら、皆國家に協力せよとの思し召しです。必ず出頭するように。では。ソフィーやだねぇ、戦爭なんて。マルクル其許は何者じゃ。ソフィーカルシファーが入れたんだよ。カルシファー俺じゃないよ、荒地から勝手に入ってきたんだよ。マルクル荒地からうーむ……まさか魔女じゃないでしょうね。カルシファー魔女なら入れるもんか。……また、港町ー。マルクルお客かな……待たれよ。何用かな女の子母さんの代わりに來たの。マルクルまたいつもの呪い(まじない)じゃな女の子うん。マルクル大人しくしておれよ。ソフィーあれ……荒地じゃない。女の子おばあちゃん、おばあちゃんも魔女ソフィーんそうさ、この國一こわーい魔女だよ女の子うふふ。マルクルこの粉を撒けば船に良い風が吹く。女の子うん。マルクルご苦労。困るんじゃ、デタラメを言いおって。ソフィーあんたその変裝やめた方がいいよ。マルクル変裝じゃありません、魔法です!カルシファーキングズベリーの扉ー!マルクル待たれよ。侍従魔法使いペンドラゴン氏のお住まいはこちらか。マルクル如何にも。侍従國王陛下の招請狀をお持ち致しました。ペンドラゴン氏には必ず宮殿へ參上されるよう、お伝え愿いたい。マルクルご苦労様でござる。ソフィーまるで王様のいる都だね。マルクル引っ込まないと鼻がなくなりますよ。もう、うろうろしないでください!マルクル……いい加減にしてください!怒りますよ!ソフィーここは魔法のうちなんだね。マルクルもーう。ソフィーこの黒い所はどこに行くのマルクルハウルさんしか知りません!仆は朝ごはんにします!ソフィーベーコンに卵もあるじゃない。マルクルハウルさんがいなければ、火は使えないんです!ソフィーあたしがやってあげる。マルクル無理ですよ、カルシファーはハウルさんの言うことしか聞かないんです。カルシファーそうだ。料理なんかやんないよ。ソフィーあらあら、帽子がこんなとこに。さぁカルシファー、お愿いしますよ。カルシファーやだね。おいらは悪魔だ。だーれの指図も受けないよー。ソフィー言うこと聞かないと、水を掛けちゃうよ。それとも取引のことをハウルにばらそうかカルシファーうっ……こ、こんなばあちゃん入れるんじゃなかった!ソフィーさあ、どうする!カルシファーう、うう……ソフィーそうそう、いい子ねー。カルシファーチェ、チェッ、ベーコンなんか焦げちまえ!マルクルカルシファーが言うことを聞いた……ソフィーお茶も欲しいね。ポットもあるのマルクルうん。マルクルハウルさん、お帰りなさい!王様から手紙が來てますよ、ジェンキンスにも、ペンドラゴンにも!ハウル……カルシファー、よく言うことを聞いているね。カルシファーおいらを苛めたんだ!ハウル誰にでも出來ることじゃないな。あんた、誰ソフィーあ、あたしはソフィーばあさんだよ。ほら、この城の新しい掃除婦さ。ハウル貸しなさい。ソフィーええっ……ハウルあとベーコン二きれに、卵を六個ちょうだい。ソフィーあ、えっ……。カルシファーうまい、あむっ、うまっ……ハウル掃除婦って、誰が決めたのソフィーそりゃあーあたしさ。こんな汚いうちはどこにもないからね。ハウルふーん。……マルクル、皿!カルシファーうー、皆でおいらを苛めるんだ!マルクルソフィーさんもどうぞ。こっちに座って。選んで!汚れてないのこれしかないんだ。ソフィー……仕事はたくさんありそうね。ハウルマルクル。マルクルはい。ハウルソフィーさん。ソフィーあ、ありがとう。ハウル諸君、いただこう。うまし糧を。マルクルうまし糧!久しぶりですね、ちゃんとした朝ごはんなんて!はぐ、むっ……むぐ……ソフィー……教えることもたくさんありそうね。ハウルで。あなたのポケットの中のものは何ソフィーへ……何かしら。ハウル貸して。マルクルああっ!焼き付いた、ハウルさん、これ……!ハウルとても古い魔法だよ。しかも強力だ。マルクル荒地の魔女ですか!ハウル『汝、流れ星を捕らえし者心なき男お前の心臓は私のものだ』…………テーブルが臺無しだね。ソフィーああっ!マルクルすごい、消えた!ハウル焼け焦げは消えても、呪いは消えないんだ。諸君、食事を続けてくれたまえ。カルシファー、城を100キロほど動かしてくれ。カルシファーむっ、むぐ、うまっ……ハウルそれに風呂に熱いお湯を送ってくれ。カルシファーえーっ、それもかよう!マルクル……ソフィーさんて荒地の魔女の手下なのソフィーバカを言うんじゃないよ!あたしこそ荒地の魔女に……むぐぐ……ほんとはあたしは……わ、ん、わ、ん…………荒地の魔女め!今度會ったらただじゃおかないからね!!さっさと食べちゃおう!ソフィー蟲どもー、さっさと出ないと掃き出しちゃうよー!どいつもこいつも人をバカにして!老人呪い(まじない)を頼みたいんじゃが……マルクル後にして!中で魔女が暴れておるんじゃ。カルシファーソフィー!消えちゃうよ!薪をくれなきゃ死んじゃうよー!わ、何するんだ、あー!落ちる、落ちる!危なーい!ソフィー灰を掻くのよ。すぐだからね。カルシファーやばいよ、あ、危なーい!あぶなっ、う、落ちる、う、あ、やばい……あ、お、落ち……あー!ハウルふうーっ……ソフィー……ハウル友人をあまり苛めないでくれないか。マルクルハウルさん、お出掛けですかハウルマルクル、掃除も大概にするように、掃除婦さんに言っといて。マルクル……ソフィー、何かやったのソフィーんカルシファーおいらを苛めたんだ!おいらが死んだら、ハウルだって死ぬんだぞ!うううソフィーあたしは掃除婦なの!掃除をするのが仕事なの!マルクルあ、だ、だだ、だめっ!二階はだめ!!ソフィーあたしなら大事なものを急いでしまっとくけどマルクルあっ!……仆んとこ後回しにして!ソフィーふふふ。腹を立てたら元気が出たみたいね。変なうちねぇ……。……んうわっ……わあーっ……!すごーい!カルシファー、カルシファー!この城あんたが動かしてるの!カルシファーうるさいなあ、當たり前じゃないか。ソフィーすごいよカルシファー、あんたの魔法は一流だね、見直したわ!カルシファーそうかなあ……そおぉうかなあぁあ!マルクルあー!ま、まだ駄目だよ!ソフィーふわわ……わあー!ソフィーきれいだねえ。マルクル星の湖(うみ)って言うんだよ。ソフィーん……なにか穴に挾まってる。何かしら。マルクル、手を貸して。マルクルうん。二人んー、うーん……マルクルかかしだ!ソフィーカブ頭のカブって言うの。あんた、逆さになるのが好きだねえ。マルクルあっ!ソフィー妙なものになつかれちゃったねえ。あたしについてきたんだよ。マルクル……ソフィーってほんとに魔女じゃないのソフィーそうさ、この國一番のきれい好きな魔女さ。マルクルカブー、引っ張りすぎだよー!マルクル洗濯物が気に入ったみたいだね。ソフィーおかげで早く乾くでしょう。マルクルカブって悪魔の一族じゃないかな。カルシファーが怒らないもの。ソフィーそうね。死神かもしれないわね。でも……こんなところに來られたんだから……マルクルソフィー。洗濯物、しまったよ。ソフィーあぁ、ありがと。もう戻らなきゃね。不思議ね、こんな穏やかな気持ちになれたの初めて……(ハウルが敵を蹴散らし、戻ってくる)ハウルはあ……カルシファーくさい。生き物と……鉄が焼ける匂いだ。ハウルはあ、はあ……うっ!……は、はあっ……カルシファーあんまり飛ぶと、戻れなくなるぜ。……すごいだろ、ソフィーが置いてくれたんだ。ハウルひどい戦爭だ。南の海から北の國境まで、火の海だった……カルシファーおいら火薬の火は嫌いだよ。奴らには禮儀ってものがないからね。ハウル同業者に襲われたよ。カルシファー荒地の魔女かハウルいや。三下だが、怪物に変身していた。カルシファーそいつら、後で泣くことになるな。まず人間には戻れないよ。ハウル平気だろ。泣くことも忘れるさ。カルシファーハウルも國王に呼び出されてるんだろハウルまあね。……風呂にお湯を送ってくれ。カルシファーえっ……またかよ。(カーテンの隙間から、寢ているソフィーを見る)ソフィーんっ!ああっ!……ハウルカルシファーそ。お湯の使いすぎだよ。マルクルハウルさん、絕対食べないと思うよ。ソフィーいいの!街人おはよう。ソフィーおはよう。……朝の市場なんて素敵じゃない。あたし海初めてなの。きれいね、きらきらしてて。マルクルいつもと同じじゃ。マルクルわしは芋は嫌いじゃ。ソフィー払って。ありがとさん。野菜売りまいど!魚売りどれもさっき揚がった魚だよ。うめえぞ。マルクルわしは魚嫌いじゃ。街人艦隊が帰ってきたぞ!マルクルん街人ひといくさあったらしいんだ。魚売りほんとかよ!奧さん、後にして!街人がんばれ、がんばれー!マルクルソフィー、もっと近くに行ってみようよ!ソフィーいや、あたしこういうのだめ!戻ろう!……マルクル、ゴム人間よ!マルクルえソフィー動かないで!荒地の魔女の手下よ!ソフィー……行ったわ。あんなお化け、他の人には見えないのかしら。街人……あそこだ!街人あいつだ、あいつが落としたんだ!マルクルソフィー、あれ敵の飛行軍艦だよ!ソフィー、いやだよ!ソフィー!軍人拾うな!そのビラを拾うな!マルクルはぁ、はぁ……マルクルソフィー、大丈夫ソフィーはぁ……はぁ……お水を一杯お愿い。マルクルうん。ソフィーはぁ……はー……。ハウルわあぁああああーーっ!!二人わっ!ハウルああああ、あー、あぁあー!……ソフィー、風呂場の棚いじった!見て!こんな変な色になっちゃったじゃないか!!ソフィーき、きれいな髪ね。ハウルよく見て!!ソフィーが棚をいじくって、呪い(まじない)をめちゃくちゃにしちゃったんだ!ソフィー何もいじってないわ、きれいにしただけよ。ハウル掃除、掃除!だから掃除も大概にしろって言ったのに!!絕望だ……何という屈辱……うっ、うっ……うううっ……ソフィーそんなにひどくないわよ。ハウルううっ……うっ……ソフィーあ、あたしはそれはそれできれいだと思うけどハウルもう終わりだ……美しくなかったら生きていたって仕方がない……うっ…ううう……ソフィー……ええっ!カルシファーやめろー!ハウル、やめてくれ!マルクル闇の精霊を呼び出してる!前にも女の子にふられて、出したことがあるんです!ソフィーえぇ!……さあハウル、もうやめなさい。髪なら染め直せばいいじゃない。えひっ!……もう!ハウルなんか好きにすればいい!あたしなんか美しかったことなんて一度もないわ!!こんなとこ、もういやっ!ソフィーひっ、っ……うわーあああん、あーああーん、あー……うわーん……(カブが傘を差し掛けてくれる)ソフィー……ありがとう、カブ。あなたは優しいかかしね。マルクルソフィー!お愿い、戻って來て!ハウルさんが大変なんだ!!カルシファーハウル、やめろー!消えちゃうよう!あー、うー!ソフィー!早くしてー!ソフィー派手ねえ……。マルクル死んじゃったかなあソフィー大丈夫よ。癇癪で死んだ人はいないわ。マルクル、手伝って。マルクルうん。二人うん、うーん!ソフィーマルクル、お湯をたっぷりね!マルクルうん!ソフィーほら、自分で歩くのよ!(タオルが落ちる)(尻)ソフィーマルクル、あとお愿いね!マルクルうん!ソフィー……またお掃除しなきゃ。(トントン)ソフィー入りますよ。溫かいミルクよ。飲みなさい。ハウル(首を橫に振る)ソフィーここに置いておくから。冷めないうちに飲みなさいね。ハウル……行かないで、ソフィー。ソフィー……。ミルク飲むハウル(首を橫に振る)……荒地の魔女が仆の家を探しているんだ。ソフィーえっ、あっ……港で手下を見掛けたわ。ハウル仆は本當は臆病者なんだ。このがらくたは、全部魔女よけの呪い(まじない)なんだよ。怖くて怖くてたまらない……ソフィーハウルはどうして荒地の魔女に狙われてるのハウル面白そうな人だなーと思って、仆から近づいたんだ。それで逃げ出した。恐ろしい人だった……ソフィーふぅーん……ハウルそしたら今度は戦爭で王様に呼び出された。ジェンキンスにも、ペンドラゴンにも。ソフィーハウルって一體いくつ名前があるのハウル自由に生きるのに要るだけ。ソフィーふうん。王様の話斷れないのハウルあれ。魔法學校に入學するとき、誓いを立てさせられてる。ソフィー……ねえハウル、王様に會いに行きなさいよ!ハウルえぇ!ソフィーはっきり言ってやればいいの。くだらない戦爭はやめなさい、私は手伝いません!って。ハウルはあー……。ソフィーはあの人達を知らないんだ。ソフィーだって王様でしょみんなのことを考えるのが、王様でしょ。ハウル……そうか!ソフィーが代わりに行ってくれればいいんだ!ソフィーえぇ!ハウルペンドラゴンのお母さんってことでさ。息子は役立たずのろくでなしですって言ってくれればいいんだ!マダムサリマンも諦めてくれるかもしれない!ソフィーマダムサリマンハウル……その帽子かぶるのせっかく魔法で服をきれいにしたのに。ソフィー行ってくるね。マルクルうん。カルシファーいってらっしゃーい。ソフィーあっ……ハウルお守り。無事に行って帰れるように。ソフィー……。ハウル大丈夫、仆が姿を変えてついていくから。さあ、行きたまえ!ソフィー絕対うまくいかないって気がしてきた。ソフィー見守るってまさか、カラスに化けてるんじゃないわよね。ハウルならもっと派手なものに化けるわね。……まさかね。王宮って遠いわねえ……ソフィー……ハウルまさかね。あんたまさかハウルじゃないでしょうねヒンヒン!ソフィーもう、よりによって年寄り犬に化けるなんて!年寄りがどんなに大変だか分かってるの荒地の魔女お久しぶり。あの時の帽子屋さんでしょソフィー荒地の魔女!荒地の魔女ハウルに手紙を屆けてくれてありがとう……ハウル元気かしらソフィー震え上がっていたわ。おかげで私は掃除婦として働いてるけど。荒地の魔女おほほほ、そりゃ良かったわねえ。ところであなた、なんで王様の所へ行くのよソフィー就職活動!ハウルのところはもううんざり!あんたこそなんなの荒地の魔女私は王様に呼ばれているの。サリマンのバカもいよいよ、あたしの力が必要になったみたいね。ソフィーそんなことよりあたしに掛けた呪いを解きなさいよ。荒地の魔女あらぁ、ダメよ。あたしは呪いは掛けられるけど、解けない魔女なの。お先に失禮~。ソフィーちょっと待ちなさい!待ちなさいってば!……もう!あんたがいなかったら杖で毆ってやったのに!荒地の魔女おまえたち、どうしたんだい!侍従奧様!これより先は禁じられております!どうかお歩き下さい!荒地の魔女サリマンめ、魔法陣など仕掛けてあたしに階段を登らせる気かい!ソフィー追いついちゃうわ!知らん顏していくのよ。ヒンヒン!ソフィー!…はあ。よっこいせっ……うっ……なんでこんなに重いのよっ……荒地の魔女ふっ……ちょっとっ……待ちなさいよっ……ソフィー何よ……呪いの、解き方でも……思い出したの!荒地の魔女だから……それは……知らない、の!ソフィーじゃあ勉強するのね!荒地の魔女はぁ、はぁ……おっかしぃわねぇ……なんであんな、元気なの!ソフィーはぁ、ふう……あんたちょっと降りて。……あんた、今日はやめといたら無理だよ!荒地の魔女あたしはね、ここを追い出されてから、五十年もね、荒地でこの日が來るのを、ずぅう~っと、待ってたんだよ!ソフィーじゃあ頑張りなー!手を貸すほど、あたしは親切じゃないんでね!おいでハウル。荒地の魔女もぅ、なによ薄情者!今度こそ、よぼよぼにしてやるから!はぁ、はぁ……ソフィー早くおいでー!侍従奧様、ご案內します。ソフィーふん、それより、あの人を助けてあげなさいよ。侍従お手をお貸しすることは、禁じられております。ソフィーなによ!來いって言ったのは王様じゃない!ソフィーあんたー、がんばりなー!もうすぐだよー!それでも魔女なのー!荒地の魔女うるさいわねー!ふ、は、ふ、は、はぁ……ソフィーあんた急に老けてない侍従ペンドラゴン夫人、荒地の魔女様ー!荒地の魔女はぁ、はあ……ソフィーしっかりしなさいよ!ここにずっと來たかったんでしょ荒地の魔女はぁ、はぁ……侍従ペンドラゴン夫人、荒地の魔女様ー!荒地の魔女ペンドラゴン……聞いたことある名だね……ソフィー當たり前でしょ、私のいた、帽子屋の名だもん。荒地の魔女そだっけ侍従こちらでお待ち下さい。荒地の魔女ああ……椅子……あたしんだよ!……ああ、はあー……ソフィーハウルこっちおいで!……ん小姓奧様はこちらへ。荒地の魔女……んんんん!……ひっ、……あああっ……あああ……!(結界に閉じこめられる)サリマン……ハウルのお母様だそうですね。ソフィーはい。ペンドラゴンと申します。サリマンお疲れでしょ。どうぞ、それへ。ソフィーはい。サリマン私は王室付き魔法使いのサリマンです。ソフィー……んあの、その犬は……サリマンヒンのこと私の使い犬。あなたを案內させました。ソフィーは……はぁあ……サリマンつまり、ハウルは來ないのですねソフィー母親を身代わりにするような息子です。王様のお役には立てないと思います。サリマン困ったことになりました。あの子は私の最後の弟子なのに……素晴らしい才能の持ち主でした。ようやく跡継ぎに恵まれたと、本當に嬉しかったのです。ところが、あの子は悪魔に心を奪われ、私の元を去りました。魔法を自分のためだけに使うようになったのです。ソフィー……。サリマンお母様。ソフィーはい。サリマンあの子はとても危険です。心を無くしたのに、力がありすぎるのです。このままでは、ハウルは荒地の魔女のようになってしまう。……ここへ。ソフィー……えぇっ!あんた、どうしちゃったの!サリマン本當の年に戻してあげただけです。もう魔力はありません。その人も昔は、とても素晴らしい魔法使いでした。悪魔と取引をして、長い間に身も心も食い盡くされてしまったのです。今、王國はいかがわしい魔法使いや魔女を野放しにはできません。ハウルがここへ來て、王國のために盡くすなら、悪魔と手を切る方法を教えます。來ないなら力を奪い取ります。……その女のように。ソフィーお言葉ですが!ハウルが何故ここへ來たがらないのか、分かりました。ここは変です。招いておきながら年寄りに階段を登らせたり、変な部屋に連れ込んだり……まるで罠だわ。ハウルに心が無いですって確かに、わがままで臆病で、何を考えているか分からないわ。でもあのひとはまっすぐよ。自由に生きたいだけ。ハウルは來ません。魔王にもなりません。悪魔とのことは、きっと自分で何とかします。私はそう信じます!サリマン……お母様、ハウルに戀してるのね。ソフィーはっ!荒地の魔女ハウル!ハウルが來るのかい!欲しいよ、ハウルの心臓が欲しい……!ソフィーあんたいい加減にしなさい!ハウルは來ないのよ!サリマンハウルは來ますよ。ハウルの弱點も見つかったわ。サリマン王陛下。國王いや、そのまま。どうだ、體の具合はサリマン恐れ入ります。國王會議はつまらぬ。息抜きにひと飛びしてきたのだ。サリマンそれはそれは……國王この者達はサリマン魔法使いハウルの母君です。國王おぉ……せっかくだがな、私は魔法で戦に勝とうとは思わんのだ。確かに、この王宮にはサリマンの力で敵の爆弾は當たらない。その代わり、周りの街に落ちるのだ。魔法とはそういうものだ……なあ、サリマン。サリマン今日の陛下は能弁ですこと。二人目の國王サーリマン!!ソフィーえっええっ!二人目の國王いよいよ決戦だぞ!今度こそ叩きのめしてやる!……お……はっははははは、サリマン、今度の影武者はよくできてるな!良い知らせを待て!サリマン恐れ入ります。二人目の國王將軍達は集まったか!侍従はい!サリマン……ハウル。久しぶりね。ハウル先生もお元気で何よりです。サリマン初めから分かっていましたよハウル誓いは守りました。先生と戦いたくはありません。母を連れて行きます。サリマン逃がしませんよ荒地の魔女ひぃ、ひいい~……!ハウル下を見ないで。すごい力だ。サリマンお母様にそなたの正體を見せてあげよう。荒地の魔女ひいい……!ハウルうぅう……ううあああああっっ!ソフィーハウルだめ!罠よ!!ハウル摑まって!ソフィー、前へ移れ!あーあ……ソフィーがみんな連れてきちゃったなあ。荒地の魔女わんちゃん。ヒンヒン!ソフィーヒン、あんたはサリマンの回し者でしょ。しょうがないわねぇ、今更おろせないじゃない。ハウルソフィー、舵を取れ。ソフィーえー、できないわよそんなこと!ハウル追いかけてきた!ソフィーえっハウル仆が相手をする。ソフィーはこのまま荒地の城まで飛ぶんだ。ソフィーえーそんなの無理よ!ハウル大丈夫、方向は指輪が教えてくれる。カルシファーを心の中で呼ぶんだ。ソフィーカルシファーをハウル光の差す方へ飛べばいいんだ。夜には著く。ソフィーなによ!ハウルが來るなら私が來ることなかったのよ!ハウルソフィーがいると思うから行けたんだ。あんな怖い人のところへ一人で行けるもんか。おかげで助かった。さっきは本當に危なかったんだ。ソフィーあぁあああ、離さないで、きゃあー!うわわわわー!ハウル上手いじゃないか!ソフィーどこが!ハウルちょっと引き離した。五分間だけ見えなくするから、その間に行きなさい。ソフィーうーわわわ……!ハウルー!サリマンいえ、要らないわ。はい、ありがとう。久しぶりにわくわくしたわ。ハウルは逃げたつもりでしょうけど……ふふ、ずいぶん若いお母様だったこと。ソフィー……んもうすぐよ、私の生まれた街だわ!ヒンヒン!ソフィー馴れ馴れしくしないで。あんたは信用してないからね。お城だわ。迎えに來てくれた!マルクルソーフィー!ソフィーマルクル大変ー!あたし止め方しらないのー!わ、わ!マルクルソフィー!……!荒地の魔女わんちゃん。ヒンヒン!ソフィーマルクル!ただいま!マルクルソフィー、怪我はない!ソフィーえぇ。マルクルよかったー!ソフィー迎えに來てくれてありがとうね。荒地の魔女グゴゴゴゴ、グゴゴゴ……カルシファー……やばいよ、やりすぎだよう……!ソフィーはっ!ハウルが戻ってきたのかしら……あっ!(黒い羽根が砕ける)ソフィーハウル怪鳥……うぅあぁあ……あああ……ソフィーハウル、ハウルね苦しいの怪我をしてるのね怪鳥……來るな……ソフィーあたし、あなたを助けたい。あなたにかけられた呪いを解きたいの。怪鳥自分の呪いも解けないおまえにかソフィーだってあたし、あなたを愛してるの!怪鳥もう遅い……!ソフィーああっ!……ハウルー!ソフィーはっ!……はあ…………ハウル帰ってきたのねカルシファーソフィー、早くおいらとハウルの契約の秘密を暴いてくれ!おいらたち、もう時間がないよ!ソフィーハウルが魔王になるってことそうなのカルシファーそんなこと言えるかよ、おいらは悪魔だぜソフィーカルシファー、サルマンが言ってたわ。ハウルは大切なものをあなたに渡したって……なにそれどこにあるのカルシファー契約の秘密については、おいらは喋れないよ。ソフィーあんたに水を掛けて消すって脅したらカルシファーあああああーっ!なんてこと言うんだ!そしたらハウルも死ぬぞ!ソフィーおはよう、カブ。……勇気を出さなくちゃね。マルクルソフィー、いいよー!ソフィーオーラーイ!カルシファー、もっと口開けて!いくわよー、それー!マルクルそーれー!ソフィーうーごーき、……な、さい、……よっ!!マルクルあ、ああーっ!わあーっ!……あ、あはは、あはははは、ははははっ!ソフィーお城ったって中から見るとがらくたの寄せ集めね!みんなー、ご飯にするよー!ソフィーはい、おばあちゃん。カルシファーソフィー、やだよう。荒地の魔女だぜ!ソフィーもう大丈夫よ。カルシファー俺をじっと見てるよ!荒地の魔女きれいな火だねえ。(タンタンタンタン)ソフィーハウル!ハウルやあみんな!ソフィーお帰りなさい。マルクルハウルさん、この犬飼っていいでしょう!ハウル魔女のおばあちゃんにサリマン先生の犬とは……カルシファー、よく城の中に入れたね。カルシファー冗談じゃないよ、ソフィーが丸ごと飛び込んで來ちゃったんだ!ハウルはっはっはっはっは!また派手にやったね!やあ、君がカブだね!ふぅん……君にもややこしい呪いがかかってるね。我が家族はややこしい者ばかりだな。荒地の魔女いい男だねえ。ハウルさて、今日は忙しいよ。引っ越しだ!ソフィー引っ越しマルクルよかった、お城だけじゃ買い物もできませんからね!ハウルここにいたらすぐサリマン先生に見つかっちゃうからね。……君はここにいてもらわなきゃならないな。魔力が強すぎる。ハウルよーし、できた!カルシファー、いいよー!ハウルよし、上出來だ!しばらくそこにいてね。カルシファーそっとやってくれー。ハウルはじめるよ。マルクル……わあ!ソフィーわ……ハウル引っ越し終わり!もう降りていいよ。マルクルうわー!すごい、お師匠様、広いですね!ソフィーああ……っ!ここは……!ハウルトイレも作ったんだよ、家族が増えたからね。ソフィー、こっちへきて、ソフィー!部屋もひとつ増やしたんだ。入ってごらん。ソフィーあ、ぁっ……!……ここ……何故ハウルソフィーの部屋にどうかなーって。気に入ったソフィー……そうね。掃除婦にはぴったりの部屋ね。ハウル著替えも買っといたから、後で見て。次だ。ソフィー、こっちに來て!早くー!マルクル中庭だー!ハウルお店もあるよ!……ソフィー。ドアの色が変わったからね。新しい出口だ。ソフィーあぁっ……!ハウルソフィーへのプレゼント。どうぞ。ソフィーわああーっ……!ハウル仆の秘密の庭さ。ソフィー素敵ね……。ここもハウルの魔法なのハウルちょっぴりね。花を助けるのに。ソフィーわーっ!ハウルー、ありがとうー!夢みたい……ハウルソフィー。ソフィー不思議ね。あたし、前にここに來た気がするの。涙が出てきちゃった。ハウルおいで。ソフィーうん。ハウルほら!ソフィーまあーっ!ちっちゃな家!ハウル仆の大事な隠れ家さ。子供の頃の夏に、よくあそこでひとりで過ごしたんだ。ソフィー……ひとりでハウル魔法使いのおじが、仆にこっそり遺してくれた小屋なんだ。ソフィーなら、好きに使っていいよ。……どうしたのソフィー怖いの。小屋へ行ったら、ハウルがどこかへ行っちゃうような気がするの。ハウル、ほんとのこと言って。あたし、ハウルが怪物だって平気よ。ハウル仆は、ソフィー達が安心して暮らせるようにしたいんだよ。ここの花を摘んでさ、花屋さんをあの店でできないかなねっ、ソフィーなら上手くやれるよ!ソフィーそしたらハウルは行っちゃうのあたし、ハウルの力になりたいの。あたしきれいでもないし、掃除くらいしかできないから……。ハウルソフィー。ソフィーはきれいだよ!(ソフィーの外見が年寄りに戻っていく)ソフィー……年寄りのいいとこは、失くすものが少ないことね。ハウル……。……はっ。……こんなところを通るなんて……ソフィー軍艦ハウル町や人を焼きに行くのさ。ソフィー敵味方ハウルどちらでも同じことさ。……人殺し共め。ごらん、あんなに爆弾をくっつけてる。ソフィー……止まっちゃった。ハウルがやったの!ハウルちょっといじった。落としゃしないよ。ソフィー……はっ!ハウル!ハウルおっとっと、気付かれたかなハウルサリマン先生の下っ端の下っ端さ。戻ろう!ソフィーうわっ!わ、わ、あっ……!ハウル走れ!足を踏ん張れ!あそこへ走れ!ソフィーいやー、離さないで!いやーあああ!マルクル……ソフィー、どうしたのソフィーはぁ、はぁ、……もーこんなうち出てってやる!(コンコン)マルクルソフィー、お休み。ソフィーお休み。マルクル……ソフィー、ハウルさんなら心配いらないよ。前も何日もいなかったことあるから。ソフィーありがとうマルクル。ソフィートイレは荒地の魔女平気だよ。ソフィーお休みなさい。荒地の魔女……戀だね。ソフィー……!荒地の魔女あんたさっきからため息ばっかりついてるよ。ソフィー……はぁ……荒地の魔女図星だね。ソフィーおばあちゃん、戀をしたことあるの荒地の魔女そりゃしたね。今もしてるよソフィーえー荒地の魔女男なんか仕方のないものだけどね。若い心臓は良いよ。ソフィーあっきれた。荒地の魔女それにかわいいからね。ソフィーなにかしら荒地の魔女空襲警報だよ。ソフィー空襲荒地の魔女この街じゃないよ。でも今夜は外に出ない方がいいね。そこら中でサリマンの手先がこの家を探し回っているよ。いい火だねえ……よくこのうちを隠してる。マルクルソフィー、変な人が入って來ちゃった!ソフィーん……お母さん!ソフィーの母ソフィー!!!あなたどこ行ってたの、さんざん探したのよ!まあこんなおばあちゃんになっちゃって……!みんな私が悪いの……ごめんねソフィー……ごめんね……!ソフィーお母さん……。ソフィーの母すっかり模様替えしたのねー。……あの方はどなたああ、家主さんね。そうだ、ソフィー、私再婚したの!ソフィーええ!ソフィーの母とってもいい人、それにお金持ちなの!またみんなで暮らせるわ!ねっ、掃除婦なんてしなくていいのよ!ソフィーでもあたし、今の暮らしが気に入ってるから……ソフィーの母そぅお……あ、いけない、車を待たせてあるの。行かなきゃ。荒地の魔女覗き蟲かい。サリマンも古い手を使うね。カルちゃん燃して!カルシファーむぐっ……あ、ああああー!ソフィーお母さん、幸せになってね。ソフィーの母ありがとう。ソフィーもね。ソフィーの母……言われた通りにしたわ。夫の元へ返して。小姓はい。サリマン先生もさぞお喜びでしょう。ソフィーの母……ごめんね、ソフィー……ソフィーすごい人ね。みんな逃げ出して、町中空っぽになっちゃうわね。マルクルソフィーも行きたいんかソフィーえっマルクルさっきの人がそう言っておったぞ。ソフィーそうね。仲直りできて良かった。マルクルソフィー、行かないで!仆、ソフィーが好きだ!ここにいて!ソフィーあたしもよマルクル。大丈夫、行かない。マルクル本當!ソフィーうん。マルクルぼくら、家族ソフィーそう。家族よ。マルクル……よかった!荒地の魔女サリマンなんかにハウルは渡さないよ!マルクル……でも、勝ったって書いてあるよ荒地の魔女若者だけさ、信じるのは。マルクルふーん……ソフィーおかしいわね、カルシファーがちっとも燃えないの。おばあちゃんそれやめてくれないひどい匂いよ。荒地の魔女年寄りの楽しみを取るもんじゃないよ。ソフィー窓開けて、マルクル。マルクルうん。荒地の魔女窓は開けない方が良いと思うよ……カルちゃんの力が弱くなってるからね。奴らが入ってくるよ。ソフィー……マルクル!きゃあっ!わ、わっ……!早く閉めて!おばあちゃんをお愿い。お店見てくる!マルクルうん!ソフィーこんな時に何よ!そんなヒマがあったら、火事を消しなさい!荒地の魔女派手ねえ……。ソフィーは、ハウル!ハウルすまない……今夜は相手が多すぎた。ソフィーハウル、ああ、ハウル!マルクルハウルさん!ソフィー!ハウルカルシファー、しっかりしろ!……マダム、それはサリマン先生のプレゼントですねカルシファーそのばあちゃんがおいらに、変なものを食わせたんだ!荒地の魔女あら、ハウルじゃない。あなたとはゆっくり話をしたいわねえ。ハウル私もです、マダム。でも今は時間がありません。荒地の魔女あら~、珍しいわねえあなたが逃げないなんて。ハウルでは、また。ソフィーはここにいろ。カルシファーが守ってくれる。外は仆が守る。ソフィー待って!ハウル、行ってはだめ!ここにいて!ハウル次の空襲が來る。カルシファーも、爆弾は防げない。ソフィー逃げましょう。戦ってはだめ!ハウル何故仆はもう十分逃げた。ようやく守らなければならないものができたんだ。……君だ。ソフィーハウル!ああっ……!ソフィーあたしたちのいる街だ!あそこにハウルがいる……!あっ!ハウル!マルクルソフィー!……カブ!ソフィーマルクル、こっちへこよう!マルクルえっ!カルシファー引っ越し!無茶だよ、あっちは空っぽだよ!ソフィーだめ!あたしたちがここにいるかぎり、ハウルは戦うわ。あのひとは弱蟲がいいの。おばあちゃん、さあ!荒地の魔女散歩かいカルシファーだって、サリマンにすぐ見つかっちゃうよ!ソフィーもう見つかってる!こんなことしてたら、あのひと戻れなくなっちゃう!マルクルソフィー!お城ぼろぼろだよ!ソフィーいいの!マルクル、おばあちゃんお愿い!マルクルうん!ソフィーあなたも行くの!乗って!カルシファーえぇえ、無理だよ。おいらは契約で暖爐から出られないんだ!ソフィーあなたたちにできないなら、あたしがやってあげる!カルシファーあぁああ、あぶない!やめろ!やめろってば、やめてー!おいらが出たらこの家も崩れちゃうぞ!ソフィーいい!マルクル出たよ!ソフィー離れて!カルシファーお、おいらを最後にした方がいいぜ!何が起こるか、おいらにももう分からないんだ!(城が崩れる)カルシファーだから言ったろ、崩れるって!……雨だ!(軍艦が飛んでいく)マルクル街に行くのかなソフィーマルクル、おばあちゃんお愿いね!カブ、中に入れる所を探して!マルクルおばあちゃん、大丈夫だよ。仆がついてる。ソフィーマルクル、ここから入れる!カルシファーあああ雨漏りしてる!おいら消えちゃうよ!ソフィーここで待ってて!カルシファーここ濡れてるよー!これ濕ってるー!ソフィーマルクル、おばあちゃんをここへ!マルクルお城空っぽだね。カルシファーだから、あっちにいればおいらとハウルで守れたんだよ!ソフィーカルシファーお愿い。あなたにしかできないの。ハウルの所に行きたいの、お城を動かして!カルシファーえぇーっ!ソフィーあなたならできるわ、すごい力を持ってるもの!カルシファーでもさあ、ここには煙突もないしぃ、濕ってるしぃ~……。ソフィーだって昔から言うじゃない。一流は場所を選ばないって。カルシファーそりゃそうだけどさー。そうかなあ荒地の魔女カルちゃんきれいだねー。マルクルおばあちゃん、ここ!カルシファーじゃあさ、ソフィーの何かをくれるかいソフィーあたしのカルシファーおいらだけじゃだめなんだ、目とか……ソフィー目これはソフィーすごいわカルシファー!あなたは一流よ!カルシファー目か心臓をくれれば、もっとすごいぞ!荒地の魔女心臓!心臓があるのかい!あらーっ!ソフィーあそこにハウルがいる。囲まれてるわ。あっ!カルシファー早く……あっ!カルシファーやめー!ソフィーおばあちゃん!やめて!荒地の魔女ハウルの心臓だよ!カルシファーやめろー!ソフィーおばあちゃん!荒地の魔女熱い、熱い!!ソフィー放して、死んじゃう、おばあちゃん!荒地の魔女嫌だ、あたしんだよ!熱い、熱いよ!カルシファーあーーー!マルクルソフィー!ソフィー!!ヒン……ヒンッ、ヒン!ヒン!ソフィー……ヒン大変なことしちゃった……カルシファーに水を掛けちゃった……ハウルが死んだらどうしよう……!うわあああーん、あああーん……!ヒンヒン!ヒン、ヒン、ヒン!ソフィー……動いてる!ハウルは生きてるの!ハウルの居場所を教えて!はっ!お城のドア!(扉の中へ)ソフィーはっ。……ヒン。ソフィーああっ!……ハウル!あたし今、ハウルの子供時代にいるんだ!ソフィーあっ、あああ!ハウルー、カルシファー!あたしはソフィー!待ってて、あたしきっと行くから!未來で待ってて!ヒンヒン、ヒン!ソフィー……うん、歩くよ。ヒン、歩くから。涙が止まらないの。ソフィーハウル……。ごめんね、あたしぐずだから。ハウルはずっと待っててくれたのに……。(キス)あたしをカルシファーの所へ連れてって。マルクル死んじゃったソフィーううん、大丈夫。……おばあちゃん。荒地の魔女あたしゃ知らないよ、何にも持ってないよ。ソフィーお愿い。おばあちゃん。荒地の魔女……そんなに欲しいのかいソフィーうん。荒地の魔女仕方ないね。大事にするんだよ。ソフィーうん。荒地の魔女ほら。ソフィーありがとう、おばあちゃん。(ちゅっ)ソフィーカルシファー。カルシファーソフィー、くたくただよ……ソフィー心臓をハウルに返したら、あなたは死んじゃうのカルシファーソフィーなら平気だよ、たぶん……おいらに水を掛けても、おいらもハウルも死ななかったから……ソフィーやってみるね。暖かくて、小鳥みたいに動いてる。カルシファー子供の時のまんまだからさ。ソフィーどうか、カルシファーが千年も生き、ハウルが心を取り戻しますように……。カルシファー……生きてる!おいら、自由だー!ハウルんん……う……マルクル動いた!生きてる!……わっ!カルシファーの魔法が解けたんだ!ソフィーカブ!ソフィーカブ、大丈夫!すぐ新しい棒を見つけてあげるね!カブ、ありがとう!(ちゅっ)……ああっ!カブ王子ありがとう、ソフィー。私は隣の國の王子です。呪いで、カブ頭にされていたのです。荒地の魔女愛する者にキスされないと解けない呪いね。カブ王子その通り。ソフィーが助けてくれなければ、私は死んでいたでしょう。荒地の魔女いい男だねえ。ハウル……うるさいな、なんの騒ぎ……うっ!こりゃひどい、體が石みたいだ。ソフィーそうなの!心って重いの。ハウルあっ、ソフィーの髪の毛、星の光に染まってるね!……きれいだよ。ソフィーハウル、大好き。よかったー!ハウルいたっ!荒地の魔女ソフィーの気持ちは分かったでしょ。あなたは國へ帰って、戦爭でも止めさせなさいな。カブ王子そうさせていただきます。戦爭が終わりましたら、また伺いましょう。心変わりは、人の世の常と申しますから。荒地の魔女あら良いこと言うわねえ。じゃあ、あたしが待っててあげるわ。ヒンヒン、ヒン!サリマン……なんです今頃連絡してきて。あなた何をやってたのハッピーエンドってわけね。この浮気者。ヒンヒン!サリマンしょうがないわね……。総理大臣と、參謀長を呼びなさい。この馬鹿げた戦爭を、終わらせましょう。小姓はい!マルクルカルシファーが!ハウル戻ってこなくても良かったのに。カルシファーおいら、みんなといたいんだ。雨も降りそうだしさ。ソフィーありがとう、カルシファー。(ちゅっ)カルシファーうふ、うふっ。おしまい世界の約束涙の奧にゆらぐほほえみは時の始めからの世界の約束いまは一人でも二人の昨日から今日は生まれきらめく初めて會った日のように思い出のうちにあなたはいないそよかぜとなって頬に觸れてくる木漏れ日の午後の別れのあとも決して終わらない世界の約束いまは一人でも明日は限りないあなたが教えてくれた夜にひそむやさしさ思い出のうちにあなたはいないせせらぎの歌にこの空の色に花の香りにいつまでも生きて(草壁一家乘坐拖拉機行駛在鄉間小路上。駕駛拖拉機的是草壁先生,后座上坐著兩個女兒--皋月和小米)
《龍貓》
さつき:お父さん.キャラメル.(皋月:爸爸,牛奶糖。)お父さん:お,ありがとう.
くたびれたかい.(父親:哦,謝謝。累了沒有)さつき:ううん.(不)お父さん:もうじきだよ.(快到了)
(這時皋月發現前方有個人騎自行車駛近)
さつき:めい.かくれて.おまわりさんじゃなかった.お-い.(小米,快躲起來。不是你!喂!)お父さん:おうちの方(かた)どなたかいらっしゃいませんか(家里可有人在)あ,どうも.くさかみです.ひっこしてきました.
よろしくお願いします.(謝謝。我是草壁,搬來了!請多關照!)おとこ1:御苦労さまです.(男人:辛苦了!)お父さん:どうもありがとう.さあ,ついたよ.(非常感謝。到了!)
めい:あ,待(ま)って.(啊,等等)
さつき:ね,橋(はし)があるよ.(這里有橋。)
めい:はし(橋)さつき:魚(さかな).
ほら,また光(ひか)った.(魚!你看,又閃了一下)
お父さん:どうだ.気(き)にいったかい(怎樣,喜歡嗎)
さつき:おとうさん,すてきね.木(き)のトンネル.(爸爸,好棒!樹的通道。)
あ,あのうち
早(はや)く.
あ,ぼろ.(那房子快點。啊,真爛的房子!)
めい:ぼろ.(小米:爛!)
さつき:おばけやしきみたい.(好像鬼屋。)
めい:おばけ(鬼屋)
さつき:くさってる.(快掉了)
さつきとめい:壊(こわ)れる.壊れる.(壞了)
さつき:ね,見(み)てごらん.ほら,大(おお)きいね.お父さん,すごい木(き).(快看,啊,真大。爸爸,好大的樹)お父さん:あ,くすのきだよ.(那是楠木)
さつき:くすのき.(楠木)
めい:くすのき.(楠木)(皋月和小米進入屋子里,發現地板上有若干栗子)
さつき
:どんぐり.(圓栗子!)
めい
:あ,見(み)せて.(讓我看看)
さつき
:あ,また.(還有)
めい
:あ,あった.(這里)
お父さん:こら,こら,雨戸(あまど)があきられないじゃないか.(好啦,讓爸爸怎么打開套窗)
めい
:どんぐり.(圓栗子。)
さつき
:部屋(へや)の中(なか)にどんぐりが落(お)ちているの.(屋子里,有栗子)
めい
:上(うえ)から落(お)ちてきたよ.(上面掉下來的)
お父さん:リスでもいるのかな.(可能有松鼠)
さつきと幛:リス..(松鼠)
お父さん:それともどんぐりずきのネズミかな..(也可能是喜歡栗子的老鼠)
めい:ねえ..リスがいい..(松鼠好)
男(おとこ)2
:これ..どこへ運(はこ)びます(搬到哪兒好呢)
お父さん:え..今(いま)..ここへ..開(あ)けます..さつき..裏(うら)のかけくちを開(あ)けて..(哦,現在就開門。皋月,去開倉門)
さつき
:はい..(是)
お父さん:行(い)けばすぐ分(わ)かるよ..(看看就知道了)
さつき
:うん..ほら..早(はや)く..行(い)くよ..(快來,快一點)
めい
:うん..まって(嗯!等等)
さつき
:お風呂(ふろ)..いないね..
(浴室沒有人)
お父さん:そこはお風呂だよ(這里就是浴室)
さつき
:お父さん..ここに何(なに)かいるよ..(爸爸,這里有什么)
お父さん:リスかい(松鼠嗎)
さつき:わからない..ごきぶりでもない..ねずみでもない..黑(くろ)いのがいっぱいいたの..どう
(不知道!不是老鼠,不是蟑螂,黑黑的東西爬滿了這里)
お父さん:そりゃ..まっくろくろすけだな..(這是,黑小鬼。)
さつき
:まっくろくろすけ絵本(えほん)に出(で)てた(黑小鬼畫冊上有沒有)
お父さん:そうさ..こんないいお天気(てんき)におばけなんか出(で)るわけないよ..明(あか)るい所(ところ)から暗(くら)い所(ところ)に急(きゅう)に入(はい)ると..目(め)がくらんでまっくろくろすけが出(で)るのさ..(這么好的天氣,妖怪不敢出來。從亮的地方走到暗的地方,就會有黑小鬼出現)
さつき
:そうか..「まっくろくろすけ..出(で)ておいで..出(で)ないと..目玉(めだま)をはじくるぞ..」(是嗎黑小鬼快出來,再不出來就挖你眼珠)
お父さん:さあ..仕事(しごと)..仕事..二階(にかい)の階段(かいだん)はいったいどこにあるでしょうか..階段を見つけて二階の窓(まど)をあけましょう..(該工作了。上二樓的樓梯到底在哪里找出樓梯,打開二樓的窗子)
さつき
:は..い..(是)めい
:あ....めいも..あ..お便所(べんじょ)..(啊廁所)
さつき
:めい..あったよ..まっくろだね..(小米!找到了!真黑)
めい
:まっくろくろすけ..(黑小鬼)
さつき
:どんぐり..(栗子)
さつきとめい:まっくろくろすけ出(で)ておいで(黑小鬼!快出來!)
さつき
:まっくろくろすけさん..いませんか..おとうさん..やっぱりこのうち何(なに)かいる..(黑小鬼先生你在嗎爸爸!這屋里果然有奇怪的東西!)
お父さん:そりゃすごいぞ..おばけやしきに住(す)むのが子供(こども)の時(とき)からお父さんの夢(ゆめ)だったんだ..(那么厲害爸爸從小的愿望就是住一次鬼屋)
さつき
:あ..たいへん..(啊不好)
めい
:とった..おねえちゃん..(抓到了!姐姐)
(小米雙手捧著黑小鬼沖下樓來,正好碰到隔壁勘太家的老婆婆)
おばあさん:元気(げんき)だね..(婆婆:真活潑。)
お父さん:このうちを管理(かんり)されてる隣(となり)のおばあちゃんだよ..応援(おうえん)にきてくださったんだ(這位是房子管理人,隔壁的婆婆。是來幫忙的)
さつき
:さつきに妹(いもうと)のめいです..こんにちは..(我叫皋月,妹妹小米。你好。)
おばあさん:はい..こんにちは..かしこそうな子(こ)だよ..こんなにいそぎじゃなきゃ..うちのていどでもしといたんだけど..(你好。這孩子看來很乖。如果不是這么急,本來可以派更多的人來)
お父さん:はは..これで十分(じゅうぶん)ですよ..(哈哈,這就夠了)
おばあさん:いまじぶんは田(た)んぼが忙(いそが)しくて..ときどき掃除(そうじ)はしといたんだ..(現在正農忙,否則,平常也是有人整理的)
さつき
:めい..手(て)まっくろじゃない..どうしたの..(小米,手怎么黑了怎么搞的)
めい
:まっくろくろすけ逃(に)げちゃった..(黑小鬼,逃跑了)
さつき
:あ..めいの足(あし)..あ..私(わたし)のもまっくろ..(啊你的腳。我的也是!黑了)
おばあさん:いや..いや..いや..こりゃすすあたりが出(で)たな..(呀,原來是黑蟲出現了)
さつき
:すすあたりすすあたりって..こんなでざわざわって動(うご)くもの(黑蟲是這個樣子,一大群往上爬嗎)
おばあさん:誰(だれ)もいねい古(ふる)いうちにはいて..そこらじゅう..すすとほこりだらけにしちゃうのよ..小(ちい)っちゃいころにはわしにもみえたが..そうか..あんたらにも見(み)えたんけ..(它們在常年沒人居住的屋里,將屋子弄得滿是煤灰和塵埃。我小時候也見過。原來你們也看見了)
お父さん:それはようかいですか..
(是妖怪嗎)
おばあさん:そっとろ恐(おそ)ろしげのもんじゃねえよ..にこにこしとれば..悪(わる)さはしねいし..いつの間(ま)にかいなくなっちまうんだ..今(いま)ごろ天井(てんじょう)うらで引(ひ)っ越(こ)しの相談(そうだん)でもうってるのかな..(才不是那么可怕的東西。乖乖地找個角落,不知何時就成了那個樣子。現在大概在天花板上商量,該搬到何處去了。)
さつき
:めい..みんなにげっちゃってさ..(小米,他們都會逃掉)
めい
:つまんない..(真不好)
さつき
:だって..こんなに出(で)てくるとどうするの..(但是,如果有這么大的出現,怎么辦)
めい
:めい怖(こわ)くないもん..(我不怕)
さつき
:あら..じゃ..夜(よる)になってもお便所(べんじょ)一緖(いっしょ)に行(い)ってやらんない..(那晚上我也不陪你上廁所了)おばあさん:さあさ..そうじしよう..川(かわ)で水(みず)をくんできておぐな..(快打掃吧。去河邊打些水來)さつき
:川(かわ)で(河邊)めい
:めいも行(い)く..(我也去)さつき
:めいはそこで待(ま)ってな..(你在這里等著)めい
:お魚(さかな)とれた(魚在哪里)さつき
:おばあちゃん..出(で)た..
(老婆婆!出來!)
おばあさん:とうぶんくみな..水(みず)がちめたくなるまで..(繼續干,直到水變冷為止)
(皋月正在廚房里忙碌,隔壁少年勘太出現在門口)
さつき
:はい..あ..さっきの..何(なに)..ご用(よう)..(啊你是剛才那個有事嗎)
かんた
:か..かあちゃんが..ばあちゃんに..(勘太:媽媽交給婆婆的)
さつき
:何(なに)..待(ま)って..これ何(なに)..(這是什么等等)
おばあさん:かんたか..(是勘太嗎)
かんた
:おまえんち..おばけやしき..(破屋子!鬼屋!)
お父さん:そういうのお父さんにも覚(おぼ)えがあるな..(爸爸也有這種經驗)
さつき
:男(おとこ)の子(こ)きらい..でも..おばあちゃんちのはぎはとても好(す)き..(我討厭男孩子。但是,我非常喜歡婆婆家的胡枝子)
おばあさん:たんとおあがり..
(盡量吃)
さつき
:ごくろうさま..(辛苦了)
お父さん:どうもありがとうございました..(非常感謝)
さつきとめい:さようなら..(再見)(晚上,草壁一家三口泡在澡盆里洗澡,外面狂風大作)
めい
:おとうさん..おうちぼろだからつぶれちゃうよ..(爸爸,房子很破,會倒掉)
お父さん:ひっこしたばかりでつぶれるのはこまるな..ははは..みんな笑(わら)ってみな..おっかないが逃(に)げちゃうから(剛搬來就倒,那可不好。哈哈哈!大家也來笑,嚇人的東西就會逃跑)
めい
:めい..こわくないもん..(小米不怕!)
さつきとめい:いち..に..いち..に..いち..に..(一,二,一,二)
お父さん:がんばれ..がんばれ..よし..洗濯(せんたく)終(おわ)り..(加油,加油。好,洗完了)
さつき
:出発(しゅっぱつ)..おばあちゃん..こんにちは..(出發!婆婆,你好!)
おばあさん:おそろいでおでかけかい..(一起出門啊)
さつき
:おかあさんのお見舞(みま)いに行(い)くの..(要去探望媽媽)
おばあさん:ほら..えらいよな..よろしくえっとくり..(真好。代我問好)
さつき
:は..い..あ..こっち..こっち..こんにちは..(你好。啊,到了)
お母さん:いらっしゃい..(母親:歡迎)
めい
:おかあさん..(媽媽!)
お母さん:めい..よくきてくれたわね..(小米,真高興你們來)
めい
:お父さん..道(みち)間違えちゃったんだよ..(爸爸走錯了路)
お母さん:そう..いらっしゃい..(原來如此。歡迎你)
さつき
:今日(きょう)たおい休(やす)みなの..(今天農耕休息)
お母さん:そうか..(這樣啊)
めい
:おとうさん..先生(せんせい)とお話(はなし)してる..(爸爸和醫生在對話)
お母さん:みんな來(き)てくれてうれしいわ..新(あたら)しいおうちはどうもうおちついたへえ..おばけやしき(大家都來了,媽媽好高興。新家如何都安定了嗎)
めい
:おかあさん..おばけやしき好(す)き(媽媽,喜歡鬼屋嗎)
お母さん:もちろん..早(はや)く退院(たいいん)しておばけに會(あ)いたいわ..(當然。真想早點出院去看看)
さつき
:よかったね..めい..心配(しんぱい)してたの..おかあさんがきらいだとこまるなって..(太好了,小米。好擔心媽媽會不喜歡,那可不好)
お母さん:さつきとめいは..(皋月和小米呢)
めい
:好(す)き..めい..こわくないよ..(喜歡!小米一點也不怕)
お母さん:めいの髮(かみ)のけさつきがゆってあげてるの..(小米的辮子是皋月綁的嗎)
さつき
:うん..(嗯)
お母さん:上手(じょうず)よ..いいね..めい..(很好啊。不錯,小米。)
めい
:うん..でも..おねえちゃんすぐおこるよ..(但姐姐經常罵人,罵得好兇)
さつき
:めいがおとなしくしないからよ..(誰叫你不聽話)
お母さん:さつき..おいで..ちょっと短(みじか)すぎない(皋月,過來。頭發有點短)
さつき
:私(わたし)..このほうが好(す)き..(我喜歡這樣子)
めい
:めいも..めいも..(我也要)
さつき
:順番(じゅんばん)..(排隊)
お母さん:あいかわらずのくせっけね..私(わたし)の子供(こども)のころとそっくり..(還是沒改愛吵架的毛病。和我小時候一樣)
さつき
:おおきくなったら..わたしのかみもおかあさんのようになる
(長大以后,我的頭發會不會和媽媽一樣)
お母さん:たぶんね..あなたはかあさん似(に)だから..(會的。因為你很像媽媽)
さつき
:おかあさん..元気(げんき)そうだったね..(媽媽很有活力)
お父さん:あ..そうだね..先生(せんせい)ももうすこしで退院(たいいん)できるだろうといってたよ..(是啊,醫生也說不久就能出院了)
めい
:もうすこしってあした
(不久明天嗎)
さつき
:まためいのあしたではじまった..(小米的明天又來了)
お父さん:あしたはちょっとむりだな..
(明天倒是有點困難)
めい
:おかあさん..めいのふとんで一緖(いっしょ)に寢(ね)たいって..
(媽媽說要和小米一起睡)
さつき
:あれ..めいはおおきくなったから一人(ひとり)で寢(ね)るんじゃなかったの..(咦,都長大了,小米不是要一個人睡嗎)
めい
:おかあさんはいいの..(媽媽沒關系)(第二天早晨)
さつき
:お父さん..
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