序文 1 12引用規(guī)格 13用語,定義,記號及び略語 23.1用語,略語及び定義 2 33A相対熱的耐久性指數(shù)を求める目的 44試験手順 5 54.2劣化程度を判定するための特性試験の選択 5 55計算手順 75.1熱的耐久性データー中間パラメータの計算 75.2相対熱的耐久性指數(shù)の計算 7 76報告 8 8 9 9 98絶緑區(qū)分 附屬書A(參考)対比時間の繰返し精度 附屬書B(參考)耐熱クラスの指定 附屬書C(參考)コンピュータプログラム 附屬書D(參考)參照電気絕緑材料の選択 附屬書E(參考)統(tǒng)計表 C2143-5:2013(IEC6この規(guī)格は,工業(yè)標準化法第12條第1項の規(guī)定に基づき,一般社団法人電気學會(IEEJ)及び一般財団法人日本規(guī)格協(xié)會(JSA)から,工業(yè)標準原案を具して日本工業(yè)規(guī)格を制定すべきとの申出があり,日本工業(yè)標準調査會の審議を経て,経済産業(yè)大臣が制定した日本工業(yè)規(guī)格である。この規(guī)格は,若作権法で保護対象となっている光作物である。この規(guī)格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は欠川新案権に抵觸する可能性があることに注意を喚起する。経済産業(yè)大臣及び日本工業(yè)標準調査會は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実用新案権に関わる確認について,責任はもたない。JISC2143の規(guī)格群には,次に示す部編成がある。JISC2143-1第1部:劣化処理手順及び試験結果の評価JISC2143-2第2部:熱的耐久性の測定一評価指標の選択JISC2143-3第3部:熱的耐久性の計算の手引きJISC2143-5第5部:相対熱的耐久性指數(shù)(RTE)の求め方日本工業(yè)規(guī)格JIS電気絶緣材料一熱的耐久性一第5部:相対熱的耐久性指數(shù)(RTE)の求め方序文この規(guī)格は,2008年に第3版として発行されたIEC60216-5を基に,技術的內容及び構成を変更するこなお,この規(guī)格で側線又は點線の下線を施してある?yún)⒖际马棨?対応國際規(guī)格にない事項である。この規(guī)格は,外插なしで,単一の固定した時間及び溫度による熱劣化処理後の評価の指針についても規(guī)定する(簡條7參照)。試験データは,非破壊試験,破壊試験又は保証試験によって求めるが,破壊試験をかなり広範川に採川この規(guī)格は,熱劣化の挙動に基づいて,電気絶緑材料の耐熱クラスを指定するための手引きとする。この規(guī)格の計算手順は,熱ストレスが主要な劣化要因であるとき,電気絶縁システムの耐熱クラスの決注記1…対応國際規(guī)格には,計算を容易にするためのコンドュータプロ注記2この規(guī)格の対応國際規(guī)格及びその対応の程度を表す記號を,次に示す。IEC60216-5:2008,Electricalinsulatingmaterials—ThermalenduranceprDeterminationofrelativethermalenduranceindex(RTE)ofなお,対応の程度を表す記號“IDT”は,ISO/IECGuide21-1に基づき,“一致している”2引用規(guī)格次に揭げる規(guī)格は,この規(guī)格に引用されることによって,この規(guī)格の規(guī)定の一部を構成する。これらの引用規(guī)格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。JISC2143-1電気絶緑材料一熱的耐久性一第1部:劣化処理手順及び試験結果の評価2注記対応國際規(guī)格:IEC60216-1:2001,Electricalinsulatingmaterials—Propertiesofthermalendurance—Part1:Ageingproceduresandevaluationoftestresults(ID注記対応國際規(guī)格:IEC60216-2,Electricalinsulatingmaterials—Thermalenduranceproperties—Part2:Determinationofthermalendurancepropertiesofelectricalinsulatingmaterials—Choiceoftest注記対応國際規(guī)格:IEC602163:2006,Electricalinsulatingmaterials—Thermalenduranceproperties3用語,定義,記號及び略語3.1用語,略語及び定義電気絶緑材料,EIM(electricalinsulatingmaterial)電気機器において,電位が異なる導體間を分離するために用いる,導電性が無視できる程度に低い固體材料若しくは液體材料,又はそれらの簡単な組合せ材料。特定の用途において,そこまでの溫度で參照電気絶緑材料が公知の十分な使用実績をもつ溫度(℃)の數(shù)值。注記1実績熱的耐久性指數(shù)の値は,同じ材料についても用途によって異なることがある。注記2しばしば“絶対”熱的耐久性指數(shù)と呼ぶことがある。評価対象電気絶緑材料(candidateEIM)推定される熱的耐久性を確定するために評価試験を受ける電気絶緑材料。注記試験は,この材料と參照電気絶縁材料とを同時に熱劣化処理することによって行う。參照電気絶緑材料(referenceEIM)望ましくは使用経験を基に得られた,既知の熱的耐久性をもち,評価対象電気絶緑材料との比較評価試験に參照として用いる材料。參照電気絶緣材料の,実績熱的耐久性に等しい溫度(℃)における,終點到達の推定時間。データの數(shù)からパラメータの數(shù)を減じた數(shù)。3C2143-5:2013(IEC6注記1二の規(guī)格では,不偏分散を單に分散とい。簡條6b?bg簡條6中問の変數(shù):溫度の頼區(qū)問を計算するときのbの調整5.1,簡條6Ss3TX4YIntに等しい統(tǒng)計検定の變數(shù)θA実績熱的耐久性指數(shù)に等しい溫度(℃)5.2,5.3.30g相対熱的耐久性指數(shù)に等しい溫度(℃)5.2,5.3.3y相対熱的耐久性指數(shù)の決定のための劣化処理溫度3終點到達時間3.2te実績熱的耐久性指數(shù)に等しい溫度での參照電気絶縁材料の推定終點5.2,5.3.3,簡條6到達時間(対比時間)相対熱的耐久性指數(shù)を求める目的を,次に示す。a)劣化に関する適切な基準によって求めた熱的耐久性と実用性能との間にあると推定される関係を導く。また,これを用いて比較的使用経験に乏しい電気絶緑材料の使用溫度を予備的な評価のための予測値として使川する(既知の參照ǔ気絶緑材料との対比による。簡條4及び簡條5參照)。注記ほとんどの場合,予測値は試験データよりも長時間及びノ又は低溫度への外捕によって求める。外捕の範囲が増すほど,結果の不確実性が急速に増すことから,劣化処理溫度及び劣化処理時間を適切に選び,外插を最小にとどめることが望ましい。ただし,外插がない場合でも,試験データのばらつき及び試験誤差に伴って,限定的ではあるが不確かさはある。參照電気絶緑材料の結果が以前の経験から著しく異なる場合,それは材料の変化又は裝置の変化を意味している。これらは調査して,できる限り是正するのがよい。いかなる場合でも,參照電気絶緑材料と評価対象電気絶緣材料とを同時に劣化処理することによって,少なくとも系統(tǒng)的な変化を部分的に補正できる。変化の信頼性評価に用いる統(tǒng)計的手順は,附屬書Aに記載がある。5の數(shù)),5.4(初期特性值の決定)及び5.5(暴露溫度及び暴露時間)の最初の段落]による。劣化処理は, 6図1一熱的耐久グラフの例図2ー不適切な熱的耐久グラフの例選定した溫度での劣化処理が完了したとき,いずれかの材料の結果が6.1b)の要求を満足しない場合は,更に一つの試験片グループを追加し,適切な溫度において同時に同じオーブン中で劣化処理する。このグループは,必要な各材料の試験片の數(shù)及び種類で再び構成する。75.1熱的耐久性データー中間パラメータの計算熱的耐久性の川帰直線の計算は,JISC2143-3の手引きに従って行う。參照電気絶緑材料については添字A,又は評価対象電気絶緑材料については添字Bのいずれかが付いてい表1一相対熱的耐久性指數(shù)の計算に関する入カパラメータ入力パラメータ中の記號中の式の番號中の記號回帰直線の勾配b回帰直線の切片axx値の中央2次モーメントyyyyysN一y一5.2相対熱的耐久性指數(shù)の計算熱的耐久性の回帰直線の係數(shù)は,JISC2143-3の6.1(予備的な計算)及び6.2(本計算)に従って,參照電気絶緑材料及び評価対象電気絶緑材料の両材料について計算する(5.1參照)。これらの係數(shù)から,tεa)參照電気絶緣材料の回帰係數(shù)から,その実績熱的耐久性指數(shù)に対応する時間tεを,次の式(1)によってb)評価対象電気絶緣材料の回帰係數(shù)から,時間cに対応する溫度θgを,次の式(2)によって計算する。5.3統(tǒng)計検定及び數(shù)値的検定5.3.2の計算の前に,JISC2143-3の統(tǒng)計検定及び數(shù)値的検定を行う。その結果は,簡條6の報告に用い參照電気絶緣材料について,過去と同じ試験項目及び実績熱的耐久性指數(shù)を用いて試験を行った場合は,試験に用いた參照電気絶緣材料で得られた対比時間τと過去の試験実績の対比時間rとの平均の差をスチューデントの1検定を用いて比較することが望ましい。有意差がある場合は,參照電気絶緑材料の変化,オーブン又は試験裝置の変化を意味する。その原因は,8調査し,報告することが望ましい。值のHの并の有意性評価に圓する統(tǒng)汁的手順を,附屬書Aに記械する。0gの下側信頼限界θは,τに等しい時間についてJISC2143-3の6.3.3b)のように,式(3)～式(7)によ H2(B):x值の中央2次モ一×ン卜で,次の式(7)による。…………(7A)O?の下側信頼限界Oaは,tεに等しい時間について上と同じく対比時問を求めるために必要な外抑は,參照出気絶緑材料及び評価対象出気絶継材料の対比時間の対數(shù)と終點到達時間の対數(shù)の最大平均(v?又はvg)との差として計算する。必要な外揮は6報告6.1統(tǒng)計検定及び數(shù)値的検定の結果統(tǒng)計検定及び數(shù)値的検定の結果には,次の基準を適用する。a)熱的耐久性の直線性,並びに參照電気絶緑材料及び評価対象電気絶緑材料の溫度指數(shù)の結果の信頼區(qū)間[JISC2143-3の6.3.2(直線性の検定)及び6.3.3(X及びYの推定値の信頼限界)參照]JISC2143-39c)相対熱的耐久性指數(shù)の下側信頼區(qū)間Ag(5.3.3參照)Agの値は,式(9)に示す対比時問と同じ時問での評価対象電気絶緣材料の半減溫度幅HICoより小さくなければならない[JISC2143-3の7.1(熱的耐試験結果は,次のように5.2及び5.3.3の計算から導く。a)6.1の三つの検定基準を全て満たす場合,試験結果は相対熱的耐久性指數(shù)の値とする。試験結果は,“JISC2143-5による相対熱的耐久性指數(shù)=xxx”の形式で報告する。b)検定基準の一つを満足しない場合,試験結果は相対熱的耐久性指數(shù)の95%下側信頼限界とする。試験結果は,“相対熱的耐久性指數(shù)下側95%信頼限界=xxx”の形式で報告する。の要求事項に従った試験結果は報告できない。試験結果は,“相対熱的耐久性指數(shù)=xxx(試験結果は,統(tǒng)計的分析による確証不能)”の形式で報告し報告には,次の事項を含める。a)試験結果b)參照電気絶緣材料の詳細及びその実績熱的耐久性指數(shù)(附屬書D參照)c)用いた特性試験及び終點d)參照電気絶緑材料及び評価対象電気絶緑材料のJISC2143-1に従った熱的耐久性の報告e)試験結果が6.2c)に該當する場合は,統(tǒng)計的確証を取得できなかった狀況の詳細な説明7短期間熱劣化処理による材料試験既知の參照電気絶緑材料から僅かに化學的変性をした材料の熱的性能の比較,又は酸化防止剤を含む材料の品質照合試験のために,しばしば,材料の劣化処理期間が數(shù)千時間程度となるような評価溫度での短州問熱劣化処理試験の要求がある。結果の解積が困難な場合がある。化學反応速度論(chemicalkineticmodel)に従った試験を行わない場合は,裝置又は材料の変化が原因の系統(tǒng)誤差が生じる。このような場合,試験材料と類似の種類及び耐熱クラスの參照電気絶緣材料とを同時に劣化処理し,同じ処理時間の後で試験することが望ましい。その後,附屬書Aと同様な方法を用いて,次に示す二組の特性値の間に有意差があるかどうかを検証することができる。a)評価対象電気絶緣材料と參照電気絶緑材料との間b)參照電気絶緣材料の現(xiàn)在の試験の値と,同じ材料で得られた過去の実績に基づく値との間試験溫度での熱劣化処理後の特性値グループの分散であり,可及びT?はこれらのグループの平均である[式(A.1)及び式(A.2)參照]。他に規(guī)定がない場合,有意差の検定は0.05の水準で実施する(表E.1參照)。a)及びb)のいずれにおいても有意差が見られない場合は,比較する二つの材料の熱的耐久性能は,同等対比時間の繰返し精度參照電気絶緣材料について,過去と同じ試験項目及び実績熱的耐久性指數(shù)を用いて試験を行った場合は,試験に川いた參照心気絶緑材料で得られた対比時問τと過去の試験火殺の対比時問τとの平均のをスチューデントの1検定を用いて比較することが望ましい。有意差がある場合は,參照電気絶緑材料それ自身の変化,オーブン系裝置の変化又は試験器具の変化を意味していると思われる。原因を調査して報告することが望ましい。比較は,二つの平均の差についてスチューデントのt検定を用い,次の手順によって行う。添字1及び添字2は,データの二つのセットを表す。式中では,値T及びTは対比時間の二つの値の対數(shù)である。A.1分散の同等性についてのF検定今回及び過去の測定での參照電気絶緑材料についてのy値の分散(s2及びs2)は,JISC2143-3の6.3.2(直線性の検定)の式(41)及び式(42)の手引きに従って計算する。これらの比について,自由度(n?-2)及び(n?-2)で0.05の有意水準で分散の同等性のF検定を行う(表E.1參照)。注記ここでs2及びs2は,添字1及び添字2の場合における材料についての分散の推定値に屬するものとし,JISC2143-3の6.3.2の式(41)及び式(42)が與えるような階級の級內分散及び級間分散を表すものではない。A.2二つの平均の差の標準偏差二つの値に有意差がない場合は,分散の値を式(A.1)及び式(A.2)を川い,各平均に関するデータから計算no=(n+n?-2)………………(A分散の値に有意差がある場合は,式(A.3)及び式(A.4)を川いる。この場合,npの值は整數(shù)でないことがある。最も近い整數(shù)(適切な切捨て又は切上げによる。)を,その後の計算に用いる。sóの平方根は,y値の平均の差の標準誤差sである。注記n?及びn?の値が等しいとき,式(A.1)と式(A.3)とは同じになる。分散を合わせて,A.2に記載する方法で算出する。tの値は,標準誤差に対する平均の差の比である。5.3.2の目的のために,式(A.1)～式(A.5)の計算で,s2及びs2の値はJISC2143-3の6.3.3(X及びYの推及びs2=|Ns}|C2143-5:2013(IEC60216-5:2008)附屬書B(參考)耐熱クラスの指定表B.1は,必要な場合，JISC4003に基づき,実績熱的耐久性指數(shù)又は相対熱的耐久性指數(shù)の值に対する耐熱クラスを指定するためのものである。表B.1-電気絶緑材料に対応する耐熱クラス實績熱的耐久性指數(shù)又は相対熱的耐久性指數(shù)℃耐熱クラスD℃YAEBFHNR一注“必要な場合,指定文字は,例えば,クラス180(H)のように括弧を付けて表示することができる。スペースが狹い銘板などの場合,個別製品規(guī)格で,指定文字だb)250を超える耐熱クラスは,25ずつの區(qū)切附屬書C(參考)対応國際規(guī)格では,この規(guī)格で用いる計算用プログラムをCD-ROMの形で提供している。対応國際規(guī)格の附屬書Cの記述はプログラムの解説であって,その実行には直接関係しないと判斷したため,この規(guī)格では不採川とした。このCD-ROMは,一般財団法人日本規(guī)格協(xié)會からIEC60216-5を購入すると入手することができる。この規(guī)格にはCD-ROMを添付しない。また,動作環(huán)境(OS,プログラム言語など)は,我が國の現(xiàn)狀に照らしてやや舊版に屬するものを前提としている。現(xiàn)在は,最新のOS上で動作する市販の統(tǒng)計計算用ソフトウェアが種々存在するため,比較的容易に計算を行うことが可能である。參照電気絶緣材料は,よく知られ,かつ,安定した熱的耐久性をもつ材料の中いて送ぶことがましい。參照ǔ気絶緑材料及び評価対象ǚ気絶緑材料は,共に予想される劣化の機構及a)入手可能ならば,適用例4)組成[例えば,添加剤,強化材,フィラー,含浸材,複合(又は積層)物など]5)加工処理方法(例えば,成形,押出成形·注型,積層,塗布など)1)絶緑材料の役割(例えば,層間絶緑,線間絶緣,回路內絶緣など)2)電気機器中の狀態(tài)(単獨使用,他の材料との組合せ)1)電気機器の種類(例えば,ケーブル,発電機,回転機,変圧器,リアクトルなど)2)何か特別な場合は,