1 1 13分類 1 2 この規格は,工業標準化法第12條第1項の規定に基づき,社団法人日本クレーン協會(JCA)及び財団法人日本規格協會(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を制定すべきとの申出があり,日本工業標準調査會の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格である。この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵觸する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査會は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実用新案権に関わる確認について,責任はもたない。JISB0146の規格群には,次に示す部細成がある。JISB0146-1第1部：一般JISB0146-2第2部:移動式クレーンJISB0146-3第3部:タワークレーンJISB0146-5第5部:天井走行クレーン及び橋形クレーンBクレーン用語一第3部:タワークレーンCranes—Vocabulary—Part3:Towerこの規格は,2003年に第3版として発行されたISO4306-3を基に作成した規格であるが,國內で稼働するタワークレーンに関して対応國際規格に規定されていない用語及びその定義を追加して作成した日本工業規格である。なお,この規格で側線又は點線の下線を施してある簡所は,対応國際規格を追加している事項である。変更の一覧表にその説明を付けて,附屬書JAに示す。この規格は,タワークレーンの主な形式,パラメータ,一般概念,構成要素などに関する用語の定義について規定する。注記乙の規格の対応國際規格及びその対応の程度を表す記號を,次に示す。ISO4306-3:2003,Cranes—Vocabulary—Part3:Towerなお,対応の程度を表す記號“MOD”は,ISO/IECGuide21-1に基づき,“修正している”ことを示す。次に揭げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。この引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。川語の分類は,次による。b)パラメータ1)荷重パラメータ24)移動(走行路)パラメータ番號定義対応英語(參考)クレーンの部材全體が折り置まれた狀態で搬入され,そのまま自対応英語(參考)マスト上部旋回式タ通常のクレーンで直立するマスト上部に旋回機構がある形式のクマスト下部旋回式タマスト下部に旋回機構がありマストを含めた上部全體が旋回する形式のクレーン。定義対応英語(參考)水平式(ジブ)タワ起伏式(ジブ)タワ又はペンダントロープを巻き上げ下げし,折れ曲がり式(ジブ)折り上み式(ジブ)伸縮式(ジブ)タワ3定義対応英語(參考)地表の基礎又はく(軀)體の地中ばり(梁)に基礎フレーム,臺下部フレームのアウトリガに山愉を取り付け,レール上を移動す1)荷重パラメータ定義対応英語(參考)クレーンの作業半徑によって変化する正味荷重を作業時,地震時,休止時における荷重の組合せによるタワークレーン支持くい(杭)などの基礎部に発生するモーメント及び垂直荷重によって基礎臺座部に発生する圧縮力又は引抜力。水平反力量。2)寸法パラメ一タ番號定義対応英語(參考)最大自立高さ作業時,地震時,休止時に発生する最大モーメントに耐えるクレーン各部の強度で制限される最大高さ。決まったジブの長さで作業できる最大範囲。タワークレーンの旋回部分の後端部が橫切る最大範囲。定義対応英語(參考)つり上げられる荷重によって変動するロープ速度の最大値。各作業半徑における無負荷及び最大定格荷重時のフック速度。る時間。44)移動(走行路)パラメ一タ対応英語(參考)走行臺車スパン走行式クレーンがレール上を走行できる範c)一般概念定義対応英語(參考)平引込み起伏ドラムに水平引込みドラムを設け,ジブが起伏したとき水平引込みドラムからワイヤロープが出入りし,つり荷の水平移動が行われるようになる機梢。引込み物を建てる場合,最上部のクレーンの周りの鉄骨等に支點をとってクライミング架臺,臺座及びマストを一體に油圧ジャッキ取式に引き上げ,クライミング架臺が最も上部にくる位置で固定した後,再びマスト最上部までクライミングし,次の鉄骨組立のステップに入り,同じサイクルを最終建物高さまで繰り返す方式通常,建物外部で建物の進渉に伴ってタワークレーンが建物から定義對応英蓋(參考)定義對応英語(參考)タワークレーンの旋回體部分及びジプ,カゥンタジブをタワーから反力を取って油圧ジャッキなどで押し上げたり,建物から反力を取ってタワーを引き上げたりする裝置(図4101參照)。水平式タワークレーンにおいて,ジブと旋回中心付近のガントリ頂部タワー通常,水平式のクレーンにおいて旋け中心運転室マスト5番號定義対応英語(參考)旋回臺タワー上部のガントリ,旋回裝置などが取り付けられた部つり荷,ジブ,カウンタジブなどの上部機構を旋回させるための,旋回ベアリング受けのもの。タワー基部の臺座又は走行式の場合,臺車がタワークレーンを建物などに沿って移動させる場合,設置された橫行卜口を移動させたり,ジブの點検用バスケットが取り付けられたりしている臺車。カウンタジプの後端に取り付けられ,つり荷によるモーメントとバランスさせるおもり。コンクリート製,鉄板の重ね合わせなどがある。トロリ橫行ワイヤロトロリを水平ジプに沿って前後に移動させるためのリイヤロープ。通常,エンドレスウインチに仕込まれることが多においては,ウインチの加滅速をするための川路などを収納箱體。臺座部ウエイト走行式又は基礎くい(杭)なしの據え置き形タワークレーンにおいて,最大モーメント発生時においても転倒しないように臺座のタワークレーンを支持するための反力を得るくい(杭),又は地中ばり(梁)などに,臺座を押さえるアンカー金物を設置し,タワ起伏ブロック(一式)置。6定義対応英語(參考)ープ。大形タワークレーンにおいて,A形の腳をもつジブの起伏及びつり荷の水平引込み川のシープが付いたジブを支持する架臺。通常,旋回體の上部又は下部に設置され,旋回體とともに旋回すタワークレーンのカウンタジブに沒されているカウンタウェイトで,つり荷によるモーメントに対してバランスするよう前後に移動する構造の裝置。マスト昇降はしご建物の內部でタワークレーンがクライミングを行う場合く(軀)る。マスト昇降ジャッキ建物の外側をタワークレーンがクライミングを行う場合,マスト參照)。フロアクライミングを行う場合,臺座の下に設置し上部昇降裝置びマストを油圧ジャッキを使って引き上げ,上層階で再びセットするための架臺。腳は伸縮又は折り置み開口部を通過し,セット階で元に戻し固定する(図4135參照)。自動組立タワークレーンにおいて,アウトリガーと敷き鉄板との自動粗立タワークレーンにおいて,カウンタウエイトを旋回體後定義対応英語(參考)workingarea複數臺のタワークレーンが近接して設置され離を定めて,それ以上は近づかず停止させる裝定義対応英語(參考)強度が設計されている。7図1101一部材組立方式図1102一自動組立方式8図1301-水平式(ジブ)夕7-クレ-ン図1302一起伏式(ジブ)夕ワ-クレ-ン図1303一折れ曲がり式(ジブ)タワークレーン図1304一折り量み式(ジブ)タワークレーン図1305一伸縮式(ジブ)タワークレーン図1402一走行式タワークレーンa)N階で自立し,N+3階までの建て方を完了。c)クライミング架臺のアンカボルトを緩め,伸縮又は折り置み式の腳を縮めマストとともに昇降ジャッキで上部に引き上げる。d)クライミング架臺をN+2階まで引き上げる。e)クライミング架臺の腳を再び伸ばしN+2階にアンカーボルトで固定する。D昇降裝置で上部旋回體をマスト最上部まで上昇させ固定した後,次の建て方作業を開始する。A上部かんぬき上部かんぬき入入上部かんぬき拔上部かんぬき拔伸入伸入入下部かんぬき抜a)上部5|降フレームのかんぬきを抜き,油圧ジャッキを伸ばし上部旋川體を上|さ